これまでの施工例
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宮島弥山仁王門完成イメージ
2004年の台風18号により倒壊してしまった、宮島弥山の仁王門。
長い計画の末、2012年、ようやく再建工事が始まりました。

国産のヒノキを使い、棟梁の手で一つ一つ彫刻された材料。
たくさんの職人さんが、毎日、弥山に登って作業をしました。

2012年10月28日には落慶法要が執り行われました。
宮島弥山仁王門建築工事レポート 宮島弥山仁王門完成写真はこちら
   其の一     其の二     其の三     其の四    其の五     其の六     其の七
材料準備、彫刻、刻み作業


宮島弥山仁王門再建工事 宮島弥山仁王門再建工事
先代の仁王門で使われていた材料も、
補強をして再利用します。
こちらも、先代の仁王門の材料。
木鼻(きばな)という、雲のような模様の飾りです。
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残っていた材料から型をおこし、
棟梁が一つ一つ彫りを刻んでいました。
全て“手”作業で刻みを入れるため、
材料の準備だけで半年かかりました。
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大小様々な、棟梁の道具たち。 これは、試し彫りの跡だそうです。
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細かい部分にまで、彫り模様が入っています! あらかじめ組んだ部材が何十個も準備されています。
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棟梁の懇親の作!!懸魚(げぎょ)です。 手で刻んだことが感じられるカーブ。
この丸みを出すのがとても大変だったそうです。
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確認申請を提出するための図面もありますが、
全て無垢の材料なので反り具合や微妙な大小の違い、現地の状況によって寸法が変わってくるため、
全て実寸で図面を書くそうです。
これは垂木の割付の部分の実寸図面。
全ては、棟梁の頭の中に図面があります。
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隅木(すみぎ)と木負(きおい)の反り具合も、
原寸だとこんな感じ。隅に近づくほど反り上がります。
逆さに置かれている隅木(すみぎ)。
左の写真でいうと、左側の棟梁の娘さんが持っている型がこれにあたります。
一本の材料から、反り上がる部分までの幅が必要なので、とても太い材料からこの形に形成しています。
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垂木の実寸の型です。
隅に近づくほど反り上がるので、
垂木も全てが長方形ではなく、
隅に近づくほど『ひし形』になっていきます。
『ひし形』の角度が少しずつ変化して、実際に垂木が並んだ時に美しく見えるよう計算されています。
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型どおりに整えられた垂木たち。
こうして見ると、微妙な『ひし形』の違いは分かりません。でも、この微妙な計算が、とても重要なんですね!
仁王門は地垂木(じだるき)と飛檐(ひえん)垂木という2段の垂木がある『二軒(にけん)』というつくりなので、垂木の数もたくさんあります。
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仁王像を安置するための、金剛柵。 直径28cmの柱です。九州産のヒノキです。
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RCC放送の方が、取材に来られました!
棟梁もやや緊張気味にインタビューを受けています。
地鎮祭


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地鎮祭のため、仁王門跡地へ向かいます。
工事が始まれば、弥山山頂付近までのこの道を
ひたすら登り降りすることになります!
まだ雪の残る3月に、地鎮祭を行いました。
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いよいよ、始まります。 地鎮祭のおつとめで使う道具もたくさんあります。
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大聖院様と、棟梁、大工さんたちとともに、
工事の無事完成を祈願します。
お供え物。
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「エイッ」 ご住職様と記念写真を撮りました。
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